14:00からはBS-hiで小柴昌俊先生が1時間話すのを見ている

実際、真面目にトレードしろ、という話ではあるがw、今日は想定内の動きをしたから余裕があったのだ(つうか、いつも昨晩のうちに読むものは読んでるし、考えはある程度尽くしてある)。手塚先生といい小柴先生といい、俺様が勝手に「先生」と呼ぶ極めて数少ない人たちのうち二人から話が聞けるなんて、今日はなんて素晴らしい日なのだと思う。

今晩は、旨い寿司にしよう。

BS2で「火の鳥 未来編」を見た

手塚治虫の「火の鳥」は原作で何度も読み返したけれど、アニメーションは今回が初めてだった。三日ほど前からBS2の夏休み特集で放送されているのを知り、トレードしながら見ていた。時間の尺があるアニメーションだからどうしても原作に比べて「深み」が浅くなってしまっていたけれど、元が凄いものだから十分に素晴らしかった。

今更書くまでもないことだけれど、「火の鳥」は「未来編」にとどめを刺す。彼の伝えんとしていることは俺様自身も既に独自の体験でもって99%発見済みだけれど、それでもこのことは何度確認しても何時までも新鮮で、心を打たれる。

「命とは初めから永遠のものなのだ」(火の鳥未来編エンディングより)

事実はいつも通念とは乖離している。我々が漠然と信じているコインの裏側だと言ってもいい。それにしてもこれほどまでに短い言葉で、我々の究極的な悩みを粉砕してしまう手塚治虫はやはり凄い。彼は「まんが」を芸術の域まで高め、そして一人でゴールさせ「終わらせて」しまった。やはり神様である。

ドルジ(朝青龍)に対する相撲協会の不当な処分を許すことが出来ない

kemurin012007-08-02

復活します。復帰ネタは何にしようかと考えていたけれど、今はやりの世界的な信用収縮(クレジットクランチ)とかの生真面目ネタでは長期的な引き篭もりによって俺様の周りに形成された「繭(まゆ)」を突破できず。しかしながら怒りこそが最大のエネルギーをもたらす訳で、本日ついにドルジ(朝青龍)ネタで休火山が大噴火、分厚い地殻を突破することになりやがったぜ、この野郎!!

先ずは俺様と大相撲との位置関係の説明から。5年ほど前までは一切興味がなかった。それも当たり前、閉鎖的でどうしようもないクサレスポーツだったからだ。クサレショーだったと言ってもいい。ところがドルジが活躍しだした辺りから世界にその門戸は開かれ始め、今では(国粋主義者達の遠吠えはあるものの)外国人力士達の参入に対する障壁がかなり低下し、共通のルールの下(多少の八百長はあるかもしれないが)熱い戦いが行われている、というのが現状だと思う。俺様の言うところの「大相撲のメジャーリーグ化」だ。そして熱いガチンコ勝負の連続と、外国人力士を輸入しながらそれが同時に日本文化を世界に輸出している、というエキサイティングな状況の偶発的出現に、次第に興味を引かれていく。一度興味を引かれると徹底的に「そのスポーツのツボ」を研究するのが俺様の特徴。歴史や、歴代横綱の戦績、各部屋と一門の関係、行司のヒエラルキーと普段のお仕事、決まり手、「かいな」のせめぎ合いの重要性や「おっつけ」などの展開の妙など、どんどんその理解を深めていった。そしてついに先般の名古屋場所では、枡席デビューを果たしたのであった。

俺様の住んでいる名古屋市中区のマンションから、愛知県体育館のある名古屋城まではタクシーで10分の距離だ。3時のマーケットクローズに合わせて3時10分にタクシーを呼んでおき愛知県体育館に向かえば、3時半には着席できる。俺様のマンションの立地条件の良さに改めて感謝し、15日間の場所中2回も通ってしまったほど俺様は相撲にハマっていた。そして琴光喜のドラマチックな大関昇進もあり、「益々これから」と楽しくなっていた矢先の今回の衝撃である。

二場所に渡る出場停止と自宅・稽古場・病院以外の外出禁止、故郷のモンゴルに帰れば即クビ、とは有りえんだろ、実際。相撲協会のクサレ理事達は、朝青龍に対する感謝がまるで無いのではないか?ここ数年間大相撲を支え、ここまで人気を回復させたのは平成の大横綱=ドルジの功績無しでは有り得なかった。それがなんだ、人格を否定し、生殺与奪権を易々と行使するような有り得ないこの処分は。あまりにも馬鹿げていて、あまりにも不遜である。あまりにも愚かで、あまりにも閉鎖的だ。大相撲ファンを軽視しているのは、朝青龍ではなく協会の馬鹿野郎どもじゃないか!

北の湖を始め処分を決めた理事達は万死に値する、と声を大にして断固抗議する。

(これ以降、旅行や株式相場、日々の雑感など、好き勝手なエントリを再開する予定です)

ヨセミテ国立公園&アメリカ西海岸8日間の旅

表題の通り、明日の午後から8泊10日で行ってきます。詳細な日程は、4/25からエサレンマッサージの発祥地で有名なエサレン研究所に2泊、4/27からヨセミテ国立公園に隣接しているヨセミテ・ビューロッジに4泊、最後に5/1から社会復帰もかねてロデオドライブに建つラックスホテル・ロデオドライブで2泊というコンパクトなもの。日本には現地を5/3に出発して5/4に到着。キャリアは珍しくJALを利用でロサンゼルスインのロサンゼルスアウト。

現地での移動は、最近すっかり海外での基本になったレンタカー。ラッコが泳ぐエサレン近くの海岸線とヨセミテ大自然のなかを自由にドライブするのが楽しみ。

ヨセミテではのんびりと大自然を満喫。ロデオドライブでは買い物とお気に入りの美味しいイタリアンレストランが目的。あとはエサレンだけれど、そもそもの動機は、ラッコが泳ぐ海岸を見下ろしながら敷地内に湧く硫黄泉にゆったり浸かり、世界中のセラピストが技術を学びにやってくるというエサレンマッサージの発祥地で最高レベルのトリートメントを受けようという軽いものだったが、エサレン研究所というその不思議な名称が、もう40年も自己啓発セミナーらしきものをやっているからだということが後から分かってビックリ。

まぁ訪問者は「自己啓発セミナーの参加者」「エサレンマッサージを学びに来たセラピスト」「リゾートとして利用目的の(少数の)人々」に分類されるみたいだから取り込まれることはないけれど、なんだか不思議な空間に、オラなんだかわくわくしてきたぞ!

まぁそんな感じで、コンパクトだけれどアップダウンの激しい、まるでモザイクのような旅だけれど、充分楽しんでくるつもりっす。

ほぼ予想通りの展開。あまり詳しく書くとやりにくいので漠然と書くけれど、やはりあるセクターやある銘柄はファンドの損出し対象になっているんじゃないか。

あとは新興市場も想定通り。「もしかしたら最後の」そして「トドメの」下落となるかもしれない。会計不審というのは「本来紙切れの」株式にとって最も深刻な下落をもたらすものだから。

あとはこれらの下落に主力株が引きずられれば去年と同じパターン。その場合、新興企業の決算が出そろうまでは冴えない展開になるだろう。

あくまで仮定の話だけど(w

理想のパターンは、5月末に向けて大きく調整して、その後反発に向かい、往復で美味しく頂くというもの。その方向でよろしくお願いしたい。

そのコンパリゾンが

随分リズムが良くなってきた。相場の現在値にたいする違和感が払拭され、整合性のあるものとして理解できたと言い換えても良い。

少し前は、各銘柄の現在値、指数の現在値に対して、違和感が大きくあった。よってポジションに確信が持てず、着実な利益に結びつかなかった。当然の事だろう。

違和感で最も大きかったのは、日経平均とトピックスの両指数に対するものだった。やや後追い的な動きをしているヨーロッパ市場は兎も角、史上最高値を更新し続ける米国市場に対して日本市場は安すぎるのじゃないかと。「出遅れ感、出遅れ感」と連呼するマーケットニュースがその疑念をより増幅させていた。しかしある時、「そうではなくて日本株は現時点でこんなものなのだ。不当に安くも、不当に高くもないのだ」と認めた瞬間に、腰が落ち着いた気がする。

基準となる指数に妥当性が見いだされると、個別銘柄の事情が見えてくる。とすると、あとは売り買いするだけ。成績も必然的に上がり始める。来週のテーマは引き続き、各指数間のねじれだろう。日経平均とトピックス、新興株指数と大型株指数、そのコンパリゾンが、俺様の手に相場の裏側に隠された事実と充実した富をもたらす。

前引け

少しずつ調子が戻りつつある。

今日の相場は、引け後に中国のGDP発表があるという不透明感から売られているが、その下げ幅の大きさが、市場内の短期資金の多さを暗喩していると思う。

強そうに見えても、大型連休の前に急いで一相場作って一儲けしてしまおう、というのは良くある話。買いの深追いは注意しなければならないと思う。

そんな感じでやってます。