ドルジ(朝青龍)に対する相撲協会の不当な処分を許すことが出来ない

kemurin012007-08-02

復活します。復帰ネタは何にしようかと考えていたけれど、今はやりの世界的な信用収縮(クレジットクランチ)とかの生真面目ネタでは長期的な引き篭もりによって俺様の周りに形成された「繭(まゆ)」を突破できず。しかしながら怒りこそが最大のエネルギーをもたらす訳で、本日ついにドルジ(朝青龍)ネタで休火山が大噴火、分厚い地殻を突破することになりやがったぜ、この野郎!!

先ずは俺様と大相撲との位置関係の説明から。5年ほど前までは一切興味がなかった。それも当たり前、閉鎖的でどうしようもないクサレスポーツだったからだ。クサレショーだったと言ってもいい。ところがドルジが活躍しだした辺りから世界にその門戸は開かれ始め、今では(国粋主義者達の遠吠えはあるものの)外国人力士達の参入に対する障壁がかなり低下し、共通のルールの下(多少の八百長はあるかもしれないが)熱い戦いが行われている、というのが現状だと思う。俺様の言うところの「大相撲のメジャーリーグ化」だ。そして熱いガチンコ勝負の連続と、外国人力士を輸入しながらそれが同時に日本文化を世界に輸出している、というエキサイティングな状況の偶発的出現に、次第に興味を引かれていく。一度興味を引かれると徹底的に「そのスポーツのツボ」を研究するのが俺様の特徴。歴史や、歴代横綱の戦績、各部屋と一門の関係、行司のヒエラルキーと普段のお仕事、決まり手、「かいな」のせめぎ合いの重要性や「おっつけ」などの展開の妙など、どんどんその理解を深めていった。そしてついに先般の名古屋場所では、枡席デビューを果たしたのであった。

俺様の住んでいる名古屋市中区のマンションから、愛知県体育館のある名古屋城まではタクシーで10分の距離だ。3時のマーケットクローズに合わせて3時10分にタクシーを呼んでおき愛知県体育館に向かえば、3時半には着席できる。俺様のマンションの立地条件の良さに改めて感謝し、15日間の場所中2回も通ってしまったほど俺様は相撲にハマっていた。そして琴光喜のドラマチックな大関昇進もあり、「益々これから」と楽しくなっていた矢先の今回の衝撃である。

二場所に渡る出場停止と自宅・稽古場・病院以外の外出禁止、故郷のモンゴルに帰れば即クビ、とは有りえんだろ、実際。相撲協会のクサレ理事達は、朝青龍に対する感謝がまるで無いのではないか?ここ数年間大相撲を支え、ここまで人気を回復させたのは平成の大横綱=ドルジの功績無しでは有り得なかった。それがなんだ、人格を否定し、生殺与奪権を易々と行使するような有り得ないこの処分は。あまりにも馬鹿げていて、あまりにも不遜である。あまりにも愚かで、あまりにも閉鎖的だ。大相撲ファンを軽視しているのは、朝青龍ではなく協会の馬鹿野郎どもじゃないか!

北の湖を始め処分を決めた理事達は万死に値する、と声を大にして断固抗議する。

(これ以降、旅行や株式相場、日々の雑感など、好き勝手なエントリを再開する予定です)