ニューヨークは順当な「やや上げ」で返ってきた。ただ問題は此処からだ。ダブルボトムで恐れながらもじりじり戻していくのか、それとも反転底割れに向かうのか。

スケジュール的には様子見気分が広がりやすい状況ではある。アメリカで言えば今晩のCPI発表と来週水曜日のFOMCが控える。

ただ、一週間後に迫った配当取りの動きがどれだけ株価を下支えするか、昨日実質的決算最終日を迎えた特金の影響で需給がどれだけ影響されるか(昨日までされていたか)が、売りを仕掛ける場合の不確定要素になるので注意が必要。

注目銘柄は、昨日はびっくりの三菱重工、その連想もあって昨日上がった日立、大和証券から4000円目標を出されたソフトバンクのその後、電機ではひたすら弱い富士通、特金の決算が終わっても引き続き弱いのか銀行セクター、と言ったところ。