注目された昨日のニューヨーク市場は、ダウ平均で、一旦節目の(地獄の窯の)12000を大きく割り込んで11939まで続急落した後、バンジージャンプ的戻りで終値は57ドル高の12133。ほぼ高値引けで安値からの反発幅は200ドル近くとなった。為替も1ドル以上反発して117.35辺り。含み損を抱えて眠れぬ夜を過ごしたロングポジションホルダーとしては生きた心地がしなかったと思う。

さて、これでどうなるのか。形的には、ニューヨークも恐らく今日の東京も、底値でダブルボトムを付けることになる。ニューヨークの時間外も高いし、さすがに今晩急反落ということもないだろう。しかしリバウンドが一段落する週末と月曜日のニューヨークは恐い。この形で12000を下抜けたら決定打になる。東京はその辺に戦々恐々としながらのリバウンドになるだろう。

注目は、昨日強かった三菱重工新日鐵。この二つが後場垂れないかどうか。あとは最近存在感がすこしずつ回復してきたソフトバンク。環境的に売り安心感が有るように思える自動車セクター。こんな所か。