最大の投資家保護とは、公平性の維持・追求。これ以上のものは有り得ない。

昨日の夕方東証から発表された「日興コーディアルの上場維持決定」には心底驚いた。公平性から見て全く有り得ない。自分の現在のポジションには関係がない決定ではあるが、自分が参加している市場が、不公平な判断を平然とする非先進国的市場であった事にはがっかりさせられる。西室のアホは複数の役職と東証の社長を兼務したり、時々市場を軽く見る態度を見せるのであるが、こんな事があるから遅れている「東証自体の上場」を早く進めるべきだと思う。

さて、気分を変えて相場。アメリカのサブプライム融資への不安は依然くすぶっているものの、円キャリーの巻き戻しに対する懸念は殆ど解消してしまったようにも見える。とすると、戻りの上値は最大17800円処まで見ても良いのかも知れない。商社セクターの元気さは、そのあたりを象徴しているのかも知れない。

注目銘柄は、そういうわけで商社セクター、ソニー、そしてソフトバンクということにしておこう。新日鐵は横目で見ておく感じ。昨日は奇をてらってJALとかホンダとか書いたら、見事に外してしまった。ホンダは先日の売出しに伴う野村の大量利食いを待てるなら、悪くはないとは思うんだけどね。