16th/july/2006 NYC-day14#2

今日のエントリーは短かったのでなんとなく俺様が何故「けむりん」なのか唐突ではあるが書いておく。

HN「けむりん」は禅僧・臨済の言行録である「臨済録」のなかにある以下の言葉に由来する。

心随万境転 転処実能幽 随流認得性 無喜亦無憂

心(しん)は万境に随って転ず。転ずる処(=心)実に能く幽なり。流れに随って性を認得すれば喜び無く亦憂いなし。

認識の主体である俺たちの心は、主体的ではあり得ず、その存在は「けむり」のように実に幽玄・幽(かす)かなものだ。しかし万境に随って移りゆくその幽かさがまた良い。俺様は自らがけむりのような存在であることを受け入れ、肯定的に流れ流されていく。

という意味でございます。じゃんじゃん。