北陸の温泉に行ってきたぞ、この野郎

ドイツのバーデンバーデンやヴィースバーデンのみならず、オーストリアのバーデン、フランスのエビアン、サンマロ、イタリアのイスキア島など、ヨーロッパの温泉地を歴訪してきた自称スパラーの俺様であるが(ちなみにドイツでは何れも男女混浴の素っ裸。癖になると羞恥心を解放するのは結構快感w)、4月からは日本に居を移したこともあって、ちょくちょく国内温泉にも出かけている。


有馬なんかはワイフの実家に近いし、下呂なんかも現住所の名古屋からはフランス滞在時に「数日間で数千㌔」といういかにもヨーロッパ的車旅行の常習者だった俺様からすれば「徒歩圏内」に過ぎないので気が向いたときに何度も行っている。印象に残っているのは鹿児島の妙見温泉にある「石原荘」だろうか。雨が降って水量が多くなると水没してしまうほど川の脇に露天風呂があり、泉質も含め、いとをかしであった。あとはまぁ、四国も含めあれやこれやと行っているのだが、日本には行くべき名湯が本当に多いね。しかし数年以内の全県制覇目指して、精進してまいる所存だ。


で、今回行ってきた山代、山中、芦原温泉であるが、個人的には山代が一番良かった。泊まった旅館は「瑠璃光」というところだが、とにかく食事が料理旅館並みに気が利いていて何を食べても美味しいし、サービスも良好。泉質も平凡ではないし、加賀の町並みがまた雅味があって心豊かに落ち着けた。九谷焼や金箔製品などお得意のお買い物魂も充足され、町のそば屋で食べた蕎麦が、神田の「や婦(ぶ)蕎麦」に勝るとも劣らないくらい旨かった(値段は三分の一)。高級旅館が多いというのも頷ける。あとは、自然環境の山中、泉質の芦原、といった所か。入湯後30分ぐらいすると肌が物凄くすべすべつるつるになる芦原のお湯の良さには特に驚かされた。


蟹はまぁ、旨いに決まっている。旨いに決まっているのだが、越前ガニの値段の高さには少し閉口もする。一杯2万とか言っているけど、物凄く手が掛かったフランス料理などと比べるとどうなんだろね、あの値段は。


ま、それはともかく、数年での全県制覇、まじでやったるぜ、この野郎!ちなみに、来月もどっかにいくだろうけど、2月初めには、我が国最高峰の草津に4泊ぐらいする予定っす。今からわくわくするぜ、この野郎!