東京株式市場は、ポジティブな材料を一つ残さず折り込みに行っているような感じだ。今回の上昇相場の主演男優である外国人投資家の買い越しの勢いは短期的に頭打ち状態にあり、助演男優である個人投資家が今年後半の利益を背景に主役不在のなか期待を持ち続けているという状態だ。はたして彼らのその牧歌的な財布の中身が傷つくことなく正月を迎えられるかどうかが興味深い。近年12月の急落はない。だが、多くの銘柄が短期的な高値を出し切っているように思える。上値余地が残された銘柄は多くない。当たり前のことだが、急落は、これ以上上値が残されていないということが顕在したときに何時も起こる。その観点からすると今上昇している最後の銘柄群が止まったとき、それは起こるかも知れない。事実、近年は、外国人買い越し動向が短期的に頭打ちした後はほぼ必ず大きな下げがやってきている。もちろん、そんなことなく正月を迎えるかも知れない。その可能性も充分ある。何れにしても此処10日ほどの動きがその有無の兆候を現すことになると思う。買いポジは縮小気味にして注視していきたい。


さて、そんなことはともかく、俺様は今から「伊勢志摩二泊三日の旅 的矢牡蠣バクバクツアー」に旅立つつもりだ。今回の宿は「わたかの温泉・福寿荘」「賢島・宝生苑」の二つだ。北陸から帰ってきたばかりで俺は狂ってるのか、と自分でも思ったりするけれど、個人投資家業の最大のメリットとは「毎日の1分1秒まで俺様のものであること」なので浮世離れぶりなど気にしない。ちなみに、今週末の金曜日は、新規開業する「マンダリンオリエンタル東京」の初日にも予約を入れてあるので東京に移動し、週末は皇居を散歩する予定だ。じゃ、行ってくる。