★パリ旅行のアレンジが完了したっす★

昨日一日、ああでもない、こうでもない、と頭を捻りながら三月のパリ旅行の予約を全て済ませた。生まれてこの方、かつ、今後たとえ地球が逆回転したとしてもパックツアーを利用することなどありえない俺様は、当然ながら今回も全ての航空券とホテルを自分で予約した。他人の旅行になど興味がない人も沢山いるだろうが、大金持ちではなく単なるぷちぶりぃな俺様がどんな旅行日程を組むか興味のある人も一人や二人くらいはいるだろうし、なにより俺様自身が書き記しておきたいことから、その外枠だけでも記しておくことにする。
 
3/3 ニューヨークより成田に到着。成田エクスプレスを使って東京駅へ向かい、「フォーシーズンズホテル東京・丸の内」にチェックインする。ここでワイフと合流する。できる男は、出発の前日も疎かにしない。旅行とは日常からの乖離なのだからそのプロセスにも気を使わなければならない。つうか、ニューヨークからの疲れをここの温泉で洗い流して一気にリフレッシュしたい。そういう狙いもある。
 
3/4 成田から全日空ファーストクラスでパリへ。航空券は貯まっていたマイレージで発券した無料航空券だ。なんといっても、パリはホテルも含めてクレジットカードに負担が掛かる街なので結構嬉しい。二人合わせて24万マイルを消費したが、実際に買うとなると二人分で320万するということなので、わりと良いマイルの使い方だったと思う。言うまでもないことだけど、キャビアはいつものように大盛りにして貰う。
 
3/4-2 時差があるのでパリには同日の16:25に着く。タクシーを使って、最初のホテル「プラザ・アテネ」に向かう。ここでは三泊する。アヴェニュー・モンテーニュ沿いの部屋をリクエストするために、デラックスを予約した。つうか、久しぶりのパリの景色を窓から眺めたとき、涙を流してしまわないかかなり心配だ(ときどき自分のセンチメンタリズムが恥ずかしくなることもあるのだけど、まぁ事実なんだから仕方がない)。
 
3/7 「プラザ・アテネ」をチェックアウトし、二件目のホテル「ル・グラン(フランス語の発音ではル・グホントテル)」に向かう。オペラ・ガルニエの隣に建つホテルで、ワイフを初めてパリに連れてきたときに利用した想い出のホテルだ。
 
3/10 「ル・グラン」に三泊したあと、ロイヤルバレエを観るためにロンドンに向かう。ロンドンに一泊した後またこのホテルに戻ってくるので、荷物の殆どは預けたままで空港へ。14時のブリティッシュ・ミッドランド航空を利用する。
 
3/10-2 ヒースロー空港に着いたらタクシーに乗って一日だけの滞在先「サヴォイ」へ向かう。かなり急いで向かう。なぜなら、16時にアフタヌーンティの予約をしているからだ。スコーンを食べなきゃロンドンに来た意味の半分が失われるのだから切実だ。例の三段重ねを平らげたら少し部屋で休んで観劇へと出掛ける。ロイヤルオペラハウスはホテルから歩いて5分の距離だ。おそらく期待以上の吉田都のバレエを観て満足した後は、パブに行きフィッシュアンドチップスを食べる。物凄くカジュアルな料理だが、イギリスに行くと一度は食べないと収まらないから不思議だ。
 
3/11 昼までホテルでゆっくりした後、空港に向かう。14時の便でパリへと向かう。一時間のフライトだが、一時間の時差があるのでパリには16時に着く。一路グホントテルに向かう。
 
3/12 気分転換も兼ねホテルを変える。最後の滞在先は、フォーシーズンズ・ジョルジュ・サンク」だ。プラザ・アテネとならんで一度は泊まってみたかったこのホテルに三泊する。スパに興じながらゆったりとパリの情景を心に刻む。夜のエッフェルのダイアモンド・イルミネーション(いま俺が勝手に作った言葉)を見つめながら、そう遠くない未来、16区のパッシーにアパルトマンを所有するぞと心に誓う。
 
3/15 ホテルを出発し、シャルル・ドゴールへと向かう。暮れゆくパリの情景を網膜に刻みつつ、18:30の全日空で成田へと向かう。キャビアはもちろん大盛りだ。
 
以上。