★俺様の愛する対象は須く尊敬できる対象であること:シャロン・ストーン★

シャロン・ストーンといえば、IQ200という信じられない数値を叩き出したりしていることが有名だったりするのだけれど、そんなことよりも俺様にとっては単純に【俺様的ハリウッド女優美人ナンバーワン】を十年以上にわたって続けているめちゃめちゃ好みの憧れの女性だ。もちろんその魅力とは、美と妖艶さに加えて知性がその容貌に絶妙にバランスされているという点を俺的にはたまらなく感じているのだからIQも全くの無縁というわけではないのだけれど(バカ丸出しの顔はどうしても好きになれない)。いずれにしても、メグ・ライアンなどを良いという人が全く分からない(グウィネス・パルトロウは上品だからちょっと好き)。
 
それはともかく、そんなシャロン・ストーンが現在ダボス会議に出席しているらしくて(つうか、ハリウッド女優にはおおよそ無縁の所のはずだが)、マラリアに苦しむタンザニア大統領のスピーチに即座に同調してその場で蚊帳代金1億円集めたらしい(元ネタは此方)。蚊帳一張り500円として20万張り分だから単純に計算して40万〜80万人の命を救済できる金額だ。
 
人口がこれ以上爆発的に増えるのは芳しくないんだからどんな形であれ人口増加の抑制は悪くないとかそんなマクロ的な視点は何れにしても私の自己中心性から自由になるものではないのだからこの際どっちだって良い。そんなことより人が一生を生きるに辺り、「数十万の人間の命を救済する」という具体的結果をどれだけの人間が実績できるだろうか。そうしたいという理想論でなく実際に実績を残す。殆どの人がそれを願い一生を掛けてもその一万分の一もできないことを、たったの一日、正確には一時間ほどで完結させてしまうこの人の才知に息を飲んだ。一瞬の思い付きを行動に直結させて、状況(戦況)を正確に読み、おそらくその状況に置ける本人の提供資金としては最も的確(効果的)であろう1万ドルという雪だるま式雪だるまの核の設定。その精緻な戦略性に裏打ちされた彼女の実現能力そのものに、人間存在の本来はあるはずのない意味とか高貴さを幽かに見たような気がして、僕は涙を溢れさせてしまった。斯くありたいと私は思う。斯くのごとき自己存在の事後的意味を愚かしくも求めたいと私は思う。