★無題

馴れ合いを離れて、一個の個人としてコミュニケーションを図ろうとするとき、人は必ず傷つく事から逃れられない。ほとんどの場合、それは成立し得ないからだ。

本質的なものであればあるほど、それは成立せず、本質的なものであればあるほど、傷もまた深い。もう止めようと、何度でも思う。

それでもわたしはそれを求めていきたい。

深淵なエリアで奇跡的に成立したコミュニケーションの喜びは、何物にも代え難いからだ。
深淵なエリアで奇跡的に出逢えた同胞に、深い感謝を禁じ得ないからだ。