ヘッジファンド中間決算に伴う損出し対象セクターは何処か?

たまには相場関係でも面白い投稿を。

NT倍率の歪みが市場でささやかれているのはご承知の通り。日経平均に比べてトピックスがアンダーパフォームしていると。今日もそういう展開になっている。俺様もどうしてかなとずっと考えていたのだけれど、ようやく仮説が成り立ったのでメモしておく。

それは恒例行事としてこの時期行われがちな「5/20に期日を迎えるヘッジファンド中間決算に伴う損出し」の対象に、銀行セクターが選ばれたんじゃないのか、というものだ。損出しの対象になる条件としては、前回決算である11月末よりも現値が下がっていること。外国人保有比率が高ければなおその傾向は顕著となる。

これならつじつまが合う。で、とするなら、銀行セクターは5月20日にむけて、軟調に推移するだろう。ちょうど半年前の11月のように。そして同じく条件を満たしているのが自動車セクターだ。先日のトヨタの3%ダウンを取り上げるまでもなく自動車セクターの最近の不調ぶりは目に付くところ。

以上の理由から、割と説得力があると思うのだがどうだろう。暫く、銀行セクターと自動車セクターからは目が離せないと考える。