アメリカ市場は、ダウで128ドル、ナスダックで28ポイントの大幅高。住宅懸念をやや後退させる指数が発表されたことによる。

東京市場もこれを受けて全面高。四月二日のエントリーで「下げるなら、ズバッと行けよ、ホトトギス」と書いたが、書いた事によって「自分の考えに下方バイアスが掛かっているかも知れない。過去にも初日だけが弱くて二日目から強かった事があったからな」と一晩掛けて冷静になった。ちょっと危なかった。

さて、この高さが引けまで保つか。それが問題だ。日経平均はレンジ上限だと言われている17500に近づいている。誰もがそれを意識し、誰もが寄り天を警戒している。

そういう状況下で、今日が、そしてここ数日がどうなるのか、注目していきたい。

注目銘柄は当分為替が円安で継続しそうな事から、テクノロジー関連と自動車などを中心に。個別ではアドバン、エレク、東芝など。