シャンゼリゼの夜

kemurin012006-12-27


今日27日は、お気に入りの68番のバスに乗ってパリ市内の散歩に出かけた。

68番は、今回借りているアパルトマンから歩いて3分のダンフェール・ロシュロー広場に停留所があり、そこからブルーバード・ラスパイユを北上し、オルセー美術館、セーヌを渡ってルーブル美術館、ショッピングで有名なサントノーレ通り、オペラ・ガルニエ(「オペラ座の怪人」の舞台であることや、シャガールフレスコ画、壮麗な建築で有名な旧オペラ座。これに対して新オペラ座のオペラ・バスチーユがある)、ギャルリー・ラファイエットなどを停留所に持つ超便利なバス。上記各地を経由してギャルリー・ラファイエットまで30分弱で到着してしまうのだけど、これに乗っているだけでパリの雰囲気を存分に楽しめてしまう。今のアパルトマンは地下鉄も潤沢に通っているんだけど、景色の楽しさと雰囲気から極力このバスを利用し、あとはタクシーで補完するというスタイルにこの滞在は決めている。パリは街の何処を見ても美しいから、地下鉄に乗るのが勿体なくてね。

まず最初にルーブル美術館に行った。此処は何故かあまり言われないけれど、その建物が美しい。同じ元宮殿ということで比較してもヴェルサイユより数段素晴らしいと俺様は思う。よって中庭からぐるりとその景色を楽しんだあと、ガラスのピラミッドから内部に入り、いつものようにイタリア絵画と大型画廊を中心に楽しんだ。

そのあとは小腹が空いたのでクレープ・シャンティ(クレープの生クリーム掛け)などを食べて空腹感を満たし、シャンゼリゼとモンテニュー大通りをお散歩。シャンゼリゼはご覧のようなイルミネーション。もっと後ろの方から長尺で写真が撮れるともっと雰囲気が伝わったんだけど(シャンゼリゼのイルミネーションは写真の4倍程度の長さがある)、あとのグッドな写真は俺様達が写ってしまっているんでその辺ご容赦を。モンテニューの方は、シックな赤の三角の中心に青のラインを一本通すという上品なイルミネーションで、こちらもさすがのパリらしさ。

あとはタクシーを拾ってダンフェール・ロシュロー広場まで戻り、恒例となった近所の商店街で楽しく今晩のおかずと白ワインを買って今日はお仕舞い。充実した冬の一日。