いま、バンコク国際空港のラウンジでこのエントリーを書いている。ワイフが明日の仕事に行く必要性から到着地を大阪にしなければならず、東京着の俺様とは別便で少し前に出発しちゃったことから一人寂しく効き過ぎたエアコンに凍えている。

今回のバンコクは思った以上に楽しかった。当初の主目的だったマッサージ三昧は、毎日のマッサージと最終日の今日の三時間半のハーフデイスパと止めのフットマッサージで完全に達成されたし、尻の穴が辛くなるまで食べ尽くしたタイ料理はやっぱり旨かった。ホテルは想像以上の快適さを与えてくれたし、ワットアルンは「時間には本来厚みなどないのだ」と口にせんばかりに変わらず美しかった。水上マーケットのエンターテイメント性もまた俺たちを満足させた。

タイはもう行き飽きた、と思うこともあったりしたが、12回目の滞在を終えようとしている今でさえ、また来ようと思わせるこの国はやはり希有な国だと再認識してしまう。

さて、24時間後にはニューヨークだ。変わらぬ過去を懐かしみながら、不確定な未来を美しい過去の1ページとするために、いま力強く漕ぎ出さん。連続する現在へ。