俺様パリ到着、この野郎!

kemurin012005-03-06



一昨日パリに着きましたぜ、この野郎。ニューヨークから成田を経由してパリまで、地球を2/3周以上周回して遙々到着しました。合計26時間半のフライト時間だったわけだけど、ニューヨークから成田までは、ファーストクラスはいつものソロシートでいたって快適だったし、少し心配していた成田からパリまでの旧型フラットシートも、特に大きな疲れは感じなかった。前回パリに来たときは、新型のソロシートを選択するためにフランクフルト経由にしたりしたけど、フランクでの待ち時間やフランクからのシートが大幅にグレードダウンすることを思うと、本末転倒であることが今回よく分かった。パリダイレクト線のファーストクラスが何時もガラガラであることもあり(今回は俺たち2人を含め計3人)、今後はダイレクトに入ろうと思った。


長時間のフライトにも関わらずこれだけ快適に移動できたのも、東京でのトランジットホテルとして今回初めて使った、「フォーシーズンズ丸の内」が非常に落ち着けるホテルであったことが大きい。朝6:30〜夜10:00まで使える温泉付きのフィットネスセンターは小さいながらもゆったり疲れを落とすことができたし、パリのジョルジュV、プラザアテネ、ロンドンのザ・サボイへのコンタクトも迅速且つ確実にこなしてくれた。日本人ならではのきめ細やかさと安定感がそこにはあった。一夜限りの東京の夜に月島で食べたもんじゃ焼きは、久しぶりのソース味ということを割り引いてもとても美味しかった。「太郎」というサラリーマンで賑わっている道の角の店で食べたのだけれど、あそこは結構ポピュラーな店なのだろうか。皆さんも行かれたことがありますか?


ちなみに、今回初めて写真をアップしておく。ニューヨーク成田間で俺様が使ったシートの写真なのだけど、最前列であることと(ちなみに俺様は可能な限りいつも最前列右側、つまり1Kのシートを選択する)ファーストクラスパッセンジャーの我が儘ぶりを最大限に発揮して、俺様空間を構築していました。写真中にある作品はふたつとも、帰国間際に急速に仲が良くなった中国人とフランス人のハーフ、ジャーのものです。彼女はまだ就学中だけれど、絶望感を引き受けたその作品スタイルと、それを表現するバランス感覚が上品で、それに囲まれた14時間はとても落ち着けた。まぁ周りの乗客とアテンダントは最初ちょっとびっくりしていたみたいだけれど。


パリ滞在中は、さほど内容のあるエントリはできないような気がするけど、下らない旅行記録的なエントリはちょくちょくするつもりです。まぁリラックスして寛容に訪れてもらえれば嬉しいです。