★『甲殻機動隊』を想起しましたというレス連発

なんですが、一体どうしましたか、みんなして。なんとなく名前ぐらいは聞いた事あるけれど(あんまり馬鹿にするなよ、この野郎!)見た事は全くないぞ、この野郎!(やっぱりないんかい、この野郎!)という俺様は、現代人失格ですか!?

アニメはどちらかというとかなり好きだったのに、そんなビッグタイトルをどうして見逃しているのだ?と自問してみると、『甲殻機動隊』が劇場アニメ化された1995年当時は、うっかり就職してしまった某銀行の融資セクションに所属してた笑いなしでは語りえぬ暗黒の時代。よってそういうものを見る精神的余裕がきっとなかったのだろう。いや、そうに違いない。そうしておこう。

しかし、今回今更ながらこっそりアマゾンでDVDを注文したり、少しネットで検索する過程において、少しだけ今回のみなさんの反応が理解できた気がする。それは、『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟が強い影響を受けているという、情報から。実際俺様があの映画を見たときには(特に1と2)、「おお、ウォシャウスキー兄弟おまえ達が何者か、何人かさえ知らないが、おまえ達も観ているんだな、これを」としみじみ親密さに感じ入ったりしたものだからね。

もちろん、『マトリックス』にしても恐らく『甲殻機動隊』にしても、それを観ていない人にも分かりやすくしているがゆえに(「可視化している」と言えばいいだろうか、あるいは、「言語化している」と哲学的な陳腐さで語れば良いのだろうか)、不可避的に本質からずれてしまっているのは当たり前。というか、それ自体を取り出して見せられないものでなければ、本質ではあり得ないんだけれども。

さて、ここらでいっちょう読者からの質問に答えておこうかな、この野郎!!
はい、日本から投稿の「けん大佐」さん

>僕も攻殻を連想しました。
あなたもですか、この野郎!

>>有限さをはっきりと自覚するとき、
>ってのは、けむりんさんの実体験なんでしょうか?
わざわざはっきりさせるのも恥ずかしいんですが、実体験です、この野郎!

>>そのとき人はこの世界がネットワークの総和である事を知る。
>って体験――知識としてではなく――は「有限さ」の「自覚」なしに
>訪れたんで、気になってます。
どっちが先か、という順番はともかく、そのふたつはパラレルなんじゃないでしょうか、この野郎!!
でも、山頂に至る道がひとつじゃないように、そこに至るたくさんのルートがあるであろうことは一切否定しないですよ、この野郎!!

今回のエントリーは以上です。