ヤンキース井川、初勝利おめでとう。俺様はニューヨークに住んでたこともあるし、何よりも松井秀喜の大ファンだから必然的にヤンキースファンなのだ。将棋好きという一風変わったところがある井川のことも、割と好きだ。なにより、ああいう変わったヤツが生き生き出来るのがニューヨークであり、不器用であまり喜びを見せない井川に、ベンチのコーチ陣が本人以上の満面の笑顔で祝福してやっているのが何とも言えずあったかくて良かった。あの街では、才能とやる気のある人間は一人残さず実力相応の対応をされる。そんなところが実に爽やかでいい。

ちなみに松坂は井川以上に好きだ。まだ俺様が小学生だったあの日、ライン際の打球をダイビングキャッチした三塁手が立ち上がることなく弾丸のような送球でファーストに送り打者をアウトにしたあの日以来、俺様はずっと異次元とさえ形容できる「凄いもの」に魅せられてきた。その「向こう岸の舞台」に今や沢山の日本人がいる。こんな日が来るなんて。

また近々野球を見るためにニューヨークに行きたいぜ、この野郎!!