前場を終えて

なかなか息詰まる値動き。日経平均の14500の攻防がどうなるか、というのが今日の見所。全般に大きく戻しているけれでも、これはもちろん、売り方が一方的に押されているのではなく、双方の利害が一致したところで行われる「暗黙の同意」によるもの。そういう意味では、主導権は依然買い方にはない、といえるかも知れない。

これと同じ事で、昨日のマーケットコメントで「日経平均が14000の大台を割り込まなかった事で買い戻しが活性化し〜」という、またもや「お前はこれで何年飯くってるんや、アホか?アホか?アホなのか?バカには付ける薬がないってホントだよな、この野郎!!コメント」が堂々と流れていたが、指数発表を前にして完全に主導権を握り充分に利益が乗っていた売り方が「燃料切れ」の状態であれ以上売り込むわけがない。反発が大引けまで比較的衰えなかったのは少し意外だったけど、それ程までに昨日のは大きなイベントだったという事なのだろう。

今回の反発がどれくらいなのか、は、「あえて」分からない、としておくが、売り方の燃料補給が完了したら、再び攻勢に出てくるに違いないと俺様は考えている。知っている人には当然すぎて大変申し訳ないエントリーではあるが一応。