「尼崎事故、特異な「転覆脱線」か…死者106人に」読売新聞

 一方、今回の事故は、カーブ内側にあたる右側の車輪が浮き上がり、そのまま先頭車両が軌道から逸脱して左側に倒れ込んだ「転覆脱線」だった可能性が高いことが28日、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の調べでわかった。


 過去にも国内で転覆脱線は起きているが、今回のように速度超過や急ブレーキが原因になったとみられる転覆脱線は極めて特異なケースで、事故調ではメカニズムの解明を急ぐ。


んー、殆ど二日前に予想したとおりなんだけど、そうだとして車両には整備不良や故障が無かったのかが先ず気になる。もし何も不備が無くて「ちょっと高めの」スピードと「絶妙なタイミングの」ブレーキングだけで転覆したとしたら207系車両は設計上重大な欠陥を抱えていることになる。いずれにしても、高見運転士の過失はさほど重大ではないのではないか。現役や引退したJRの運転士がほとんど誰もブレーキングによる転覆の可能性を指摘していなかったということは、運転マニュアルにもその操作の危険度の高さがそれほどには指摘されていないということになるし。