さて、そろそろ始めるか


引越もそろそろ最終局面に差し掛かっている。いや、新しいマンションへの肉体的移動は2週間も前に完了したのだけれど、新しい家具や電化製品が揃うのにあと十日ほど必要なのだ。完全に海外に滞在していたのは一年に過ぎないのに、その間に俺様のステージが上がってしまったために家具などは大半が買い換えることになった。以前と同じものが使えるのは、オーバーサイズ気味に買っておいた冷蔵庫と鏡面加工したイタリア製の6人掛けダイニングテーブル、さらには特注のポケットコイル・マットレスを組み合わせたオランダ製のキングサイズベッド位だろうか。それ以外はテレビやソファやキッチンボードや照明に至るまで殆どのものをチェンジした。捨てられゆく家具達を見て、俺達の生活レベルが恐ろしいほどのスピードで変化しているのを実感する。株式投資の可能性の広域なることに改めて感じ入る。


今回選択した新居は分譲マンションの賃貸貸しだ。賃貸で入居しているのは5%ほどで殆どの居住者が購入者だ。間取りは3LDKで狭くないし立地条件も良いし築1年でエントランスも含めてクオリティが高いし目の前が公園で見晴らしも良いから現時点では充分満足している。しかし、当たり前のことだけど、数年後にはこのマンションもまた過去のものになるんだろうなと思うと、始まりと終わりが同居しているような気がして不思議な感じがする。


引越の落ち着きと共に少しずつエントリを増やしていければと思う。数年後瞬間的に振り返ったときの懐かしき軌跡の記録として。