★一泊二日のロンドンで吉田都を観てきたぜ、この野郎!!★

kemurin012005-03-12



行ってきたっす。観てきたっす。ニューヨーク滞在中にそれまで全然知らなかった吉田都のDVD「クルミ割り人形」を偶然観て一気に大ファンになって2ヶ月後の3/10、俺様とワイフはロンドンのロイヤル・オペラハウスのオーケストラ最前列右寄りに座っていた。ロイヤル・バレエのウェブサイトには当日の主演はMIYAKO YOSHIDAだと最後まで記載されていたのものの、本人の公式ホームページには当日の予定が記載されていなかったし、なによりバレエというものは直前の役代わりが頻繁に起こるので、劇場でプログラムを見るまでは彼女を見られるかどうかとても心配だった。しくぁーし、株式投資も含め順風満帆の俺様が大好きなパリを離れロンドンまでその為だけに行っているのに彼女が踊らないなんてことが有ろうはずがなかった。演目は「La Fille mal gardee(日本語訳:躾の悪い娘)」。彼女のバレエはロンドンまでに支払った時間を含めたコストの全てを完全に凌駕するほど、美しく、キュートで、そして完璧だった。期待以上のものとの遭遇に感動というより全身びりびり、これが言語化する前の当夜の俺たち存在そのものだった。


つうか、何でもっとみんなロンドンまで行かないんだろ、と思うが、まぁ、そこに何があるか知らないんだから仕方がない。人間は、現時点に於ける自分の知の内側を世界の全てだと錯誤してしまうものだから。自分の狭き世界の外側に拡がる太平の素晴らしきことを「不安」という一言で片づけてしまうのもまた、その人の「ご選択」というものだろう。まぁそれはそれとして、引越前のBLOGで一度お勧めしておいた吉田都のDVDを再度紹介しておく。

くるみ割り人形*バレエ音楽 [DVD]

くるみ割り人形*バレエ音楽 [DVD]

「自分の世界の外側を知りたくなければ勝手にしやがれ」だが、自分の人生を少しでも多彩に彩りたいヤシは黙って購入してさっさと観やがれ、この野郎!!観たヤシの30パーセントは俺様に大感謝すること間違いなし!!


(ちなみに、分かりにくいのですが、写真はコヴェントガーデン・ロイヤル・オペラハウスです)