2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

茂木考6

昨日のNHK『プロフェッショナル 宮崎駿編』を見てもうひとつ気付いたことがある。それは、毎回ほぼ完璧な「聞き手」を勤め上げている茂木健一郎が宮崎邸で行われた対談に於いて全く機能していなかったことだ。なぜか。これは、宮崎邸に向かうタクシーの車中…

茂木考5

今日から3泊か4泊、箱根に逗留することにしたので、現在箱根湯本のホテルでこのエントリーを書いている。さっきNHKで放映された『プロフェッショナル 宮崎駿編』を見て気付いたことがあったので早速メモしておく。宮崎の今回の編を見て一番印象に残ったのは…

明日から箱根に行ってきます。金曜日まで宿を変えながら3泊しますので、今週一杯、株式相場はお休みし、関連するエントリーも休みます。モバイルは持って行くので、他のエントリーはするかもしれません。何れにしても、湯ったりしてきまーす。

誤解っす

>siratamazenzai3さん>>モチベーションをそぐようなコメントをしてすみませんでした。考えすぎ、考えすぎ。ズービン・メータが余りにも良かったから、少し放心状態になって筆が止まっていただけです。というよりこちらこそ、siratamazenzai3さんのコメント…

昨日は、水曜日にズービン・メータ指揮のイスラエル・フィルを聴いてきた事も影響してエントリーを休みました。本当は現時点でも株の事なんかはあまり考えたくない心境なんだけど、記録のためにも簡単に。金曜日寄り付き段階での東京株式市場は、外部環境の…

昨日は想定よりも予想よりも早めの上昇スタート。多少の意外感が有るがこれも相場。ニューヨークは昨日の日本の環境からすると「やや高め」で返ってきた。あとは、ニューヨーク大幅高の翌日のジンクス、「寄り天」になるかどうか。注目株は、一旦底打ちかの…

茂木考4

この世界を絶対的な美そのものだと知る事ほど感動的な事はない。よく言われる機械的な美という事ではなくて、それを更に流動化させた階層において。それは何によってもたらされるか。茂木健がよく使う言葉を借りれば、それはこの世界の全てに貫通する因果律…

今週は、前半安く後半盛り返しやすいスケジュール。水曜日が休日で、その夜にFOMCがあり、火曜日の引け後に日銀政策決定会合に伴う福井総裁の記者会見があるからだ。反面、後半は配当取りと新年度資金への期待から「ニューヨークがそれまでに底抜けなければ…

アネモネ咲いた

少し前にも書いたけど、近年園芸好きな俺様である。アルマーニとヴァレンチノに身を包み、世界中を自由に旅しながら家では花を育てる。前半部分はともかく、最後の部分は自分的には未だ意外感がある。20代までは全くこういうことに興味がなかったものだから…

茂木考3

基礎的な事になるが、電子顕微鏡を始めとした高倍率顕微鏡における性能の定義は、近接した2つの点を、どれだけ極小の世界においてまでそれが合わさった1つの点ではなく距離のある2点であるということを識別できるか、ということであるという。つまり、性…

ニューヨークは順当な「やや上げ」で返ってきた。ただ問題は此処からだ。ダブルボトムで恐れながらもじりじり戻していくのか、それとも反転底割れに向かうのか。スケジュール的には様子見気分が広がりやすい状況ではある。アメリカで言えば今晩のCPI発表と来…

注目された昨日のニューヨーク市場は、ダウ平均で、一旦節目の(地獄の窯の)12000を大きく割り込んで11939まで続急落した後、バンジージャンプ的戻りで終値は57ドル高の12133。ほぼ高値引けで安値からの反発幅は200ドル近くとなった。為替も1ドル以上反発し…

まだザラ場中ではあるが、ポジションを全てクローズしてノンビリしているので思うところを少し。東京市場は、日経平均にして大引け7分前時点で535円安。ニューヨークの下げに対する反応としては臨界点ギリギリまで下げている(というか少し越えている)。円…

そろそろ調整するだろうと大なり小なり誰もが思っていたのだが、ニューヨークは想定を大きく上回る下落となった。大雑把な指標のくせに市場のモメンタムの多くを左右するダウ平均は242下がって前回跳ね返った12000の節目まで、あと僅か(?)75ドルとなった…

最大の投資家保護とは、公平性の維持・追求。これ以上のものは有り得ない。

昨日の夕方東証から発表された「日興コーディアルの上場維持決定」には心底驚いた。公平性から見て全く有り得ない。自分の現在のポジションには関係がない決定ではあるが、自分が参加している市場が、不公平な判断を平然とする非先進国的市場であった事には…

警戒要因であったアメリカの雇用統計も良好な数字が発表され、シカゴ日経先物は「大証比やや上げ」と波乱無く返ってきた。注目すべきは円相場で一円安の118円台突入。通常なら「東証はじり上げムードか」と言ったところ。ただし、仮に17500円あたりを戻りの…

先週まで行っていたヘロン島で、ダレンという自然写真専門のカメラマンに出逢った。今回彼は、オーストラリア観光局に依頼されて観光PR用の写真を撮りに来ていたのだけど、人があまり来ない島の辺境で俺たちがウミガメの産卵を見守っていたときに、彼もカメ…

イメージと現実との乖離が照射するもの

昨日の相場は、時間が経つに随って昨日の当初イメージと乖離していった。しかし全くの予想外だったかというと、これも違う。兆候はいくつも感じ取っていたし、俺様はただ、いつものように当初イメージと現実との乖離を引き起こしたものをそのズレ具合によっ…

前場の新日鐵、大引けまで現値を保てれば本当に凄いね。そうなるかどうかは全く分からないけど(もちろん考え尽くしてはいる。語るには不確定要素がまだ多すぎるということ)。ただ、ドイツ証券に高値推奨された銘柄は時々こういう動きをする。そんな殺伐と…

今日はSQ1日前。ニューヨークは昨日日中のグローベックスの動きからは想定済みの「やや下げ」とはいえ、今日の東京は押され易いところ。週末の米国で雇用統計が発表されることからも、今日力強く上げていく展開は想像しにくい。為替相場が現時点で若干円…

思考停止の誘惑と徹底的に戦う事、それが最前線サバイバル

ニューヨークは順当に反発。為替レートの戻し具合から行けるだろうと思っていても、ちゃんとその通りに返ってきてくれるとほっとする。昨日も書いたけど、所詮俺たちがやっている事はベストを尽くしても50%までだからだ。さて、何時までも安心して惚けてい…

『言語生成以前の世界に浮かぶ島、ヘロン』

小学生の頃、星空の夜のなか犬の散歩をしながら思ったものだ。この懐中電灯を宇宙に向けて手を振れば、光の先端のスイングスピードは光速に限りなく近くなるんじゃないかと。実際にはそんな彼方まで届くような強い光は手に入らなかったけど、なんだかそんな…

茂木健一郎がいうところの「偶有的」という世の常。

寄りつきで新日鐵を大量買いしたのだけど、前場の急伸はしめしめとして、後場の死んだフリのなか持ち続けるのは相当辛かった。昨日の後場の急落を体験した人達は尚更、薄利での利益確定の誘惑が強かったことだろうと思う。しかしその我慢の甲斐あって年初来…

ニューヨークの引け味の悪さはあるが、そろそろと言う感じがする。問題は、中期的上昇トレンドが崩れたかどうかだ。そしてこういう激しく動く環境下では、自分で考え抜いたその結論を自身の中でしっかりと保持できるかどうかが重要となる。トレンドは大転換…

ヘロン島写真集10

(堰を切ったように一斉に走り出す子ガメ達)

下で書き忘れたけど、注目銘柄はもちろん、新日鐵とソニー。新日鐵の先週末の買いがネタなのかどうか非常に興味深い。

別世界ヘロンから帰ってきました。それに関するエントリーは後からするとして、まずは株式相場。「0.25の環境変化を受けて円キャリーが続くかどうか、一切はその舞台の上で踊るコールドバレエ」と先々週のエントリーで書いた。つまり、今は舞台そのものが崩…

ヘロン島写真集9

(発見して2時間後、不意に眠りは破られ突如出撃開始)

ヘロン島写真集8

(地中から三日間かけて地表まで辿り着き、出撃の前に死んだように眠る子ガメ達。彼らの下には百匹以上スタンバイしている)

ヘロン島写真集7

(産み終わって帰って行く母ガメ)